福祉用具 車いすの勾配
こんにちは!ハッチホーム株式会社の杉山夏美です
今日はいつもお世話になっている福祉プラザさんへ行ってきました
みなさん、車いすでスロープを渡る際にどれくらいの角度だったら登れると思いますか?
これは自分で経験して乗ってみないことにはなかなか分かりにくいかもしれませんね。
見た目では「これくらいの坂なら余裕でしょ」と思えるような坂でも、実際に車いすに乗ってみると、ものすっごく大変。
具体的には35センチの段差を解消しようとすると最低でも5メートルのスロープが必要となります
この場合、角度は3.81度 一メートルで6.5センチほど上がる計算です。
バリアフリー法でいえば1/12で計算すれば良いのですがこれはあくまでも最低ライン。
実際にこれで計算すると全く登れません。女性なら無理。あ、自走式の場合はですよ。
介助なら大丈夫かもしれませんが、自走で油断するとスルスルと下がってしまいます
もしもこれが屋外で濡れているスロープなら危ないですね
写真にあるスロープは1/15の計算。これでも結構きつかったです。
使う頻度が低ければまぁ仕方ないのかもしれませんが、例えば自宅の玄関スロープですと毎日のことです。ストレスなく外出が楽しくなるようにここの計算はしっかりしたほうが良いですね。
一年に一回は自分で確認して感覚を体に覚えさせています。人間一度では忘れてしまう。。。
よい提案をするには自分が経験してお伝えして提案することが大切だと思っています
口だけ、とかテキストに載っているからという理由で進めてしまうと実際には無駄になってしまいます
久しぶりのプラザにはいろんなグッズが取り揃えて合って楽しかったぁ
杖に歩行器に日用品から衣類まで様々な便利グッズがあるのでお時間ある方はぜひ行ってみてくださいね
予約なしでも自由に見ることができるので毎日のヒントになりますよ!
ではまた(^^)/





