仕事のスタイル
私は段取り八部です それ以上の時もあります
なぜか
医療介護職ではないのに、医療に寄った住宅の仕事をしているからです
弊社は名古屋市瑞穂区で建築会社をしています
特に強みとしているのが福祉に特化した建築
例えば手すり。手すりと一言で言ってもその役割は使う側にとってそれぞれ異なります
立ち上がりのための手すりなのか 安心安全に歩行するための手すりなのか 掴まるための手すりなのか 車いすからの移乗する際の手すりなのか それにより形、長さは変わります
ある病院から「転倒が多いから手すりをつけてほしい」とご相談がありました。
しかし条件は厳しく、
まず設置個所が14箇所 全てのトイレ空間の形状は違っています。壁がカーブしていたり、壁がクロスではなくタイルだったり。下地が入っていたり入っていなかったり。また、壁には既存の呼び出しボタンや紙巻があるため、それらと干渉しない位置に手すりをつける必要があります。中には特注で作らなくてはいけないケースもあったりと簡単ではありません 費用のこともあり単純に手すりの事だけを考えればいいというものでもなく。
また車いす使用の方もいたり、認知症のことも考えなくてはなりません。個人宅とは違い、不特定多数の人が使うため、頭を柔らかくして考える必要があります
何度か打ち合わせを重ねたのですが、先日主要なトップの方々との会議に弊社も入らせていただくことが出来ました。 これはなかなかないチャンス。いろんなことを想定してどんな角度からの質問がきても良いように私の得意な準備をしていきました。
結果は大成功。 まずは相手の話を傾聴し、何を言おうとしているのか、何が本当にしてほしいことなのかを考えました。一つ一つ話を聞いて、それに対してこちらも一つ一つの提案を出しました。もちろん全て準備したものを。例えば「今出してもらっているプランなんだけど、別の提案ってあるの?」となったときには、準備した資料とプラン、そしてなぜこのプランが最適なのかもあわせてご説明。すると、「なるほどね」と首を縦にふってくれました。また別の方も「それではここが問題になる」と言われたときには別でも準備した資料を提出し説明させていただきました。「こういう場合、確かにここが懸念点ですね。これだとこの問題はなくなります。いかがでしょう」と言った具合に。これにも皆さん納得してくれている様子でした。 これは一つ自分の中で大きな自信となりました。
準備がしっかり整っていれば自信をもって話すことができる。自信の乗った話し方は相手を説得させる力があります。目を真っすぐ見ることができる。根拠を話すことができる。たとえ自分に答えられない質問がきたとしても「それについてはまた持ち帰って考えさせてください」と答えられなかったことにも自信と誠意をもって返すことができる。きっとこの姿勢は相手に好印象を与える。 そうするとさらにやる気がでて仕事が楽しくなる
やはり私は段取り8分。たとえ今回のケースがお金にならなかったとしても、それ以上のものにはなる。相手には誠意は残せたし次のチャンスも巡ってくるかもしれない。なにしろ、この経験とプランはそのままどこかでも活用できそうだ。
自分のスタイルはこれがしっくりくる。時間がかかるかもしれないけれど、一つ一つ目の前のことを積み木のように積み重ねていく。簡単に崩れない積み上げかたを。
全然関係ないけど写真は私が21歳のころ。
この時は企業の受付をしていました
どうやったらお客様を気持ちよくおもてなしできるのか
どうやったら疲れている担当者の負担を減らすことができるか
どうやったらその商談がうまくいくのか
そのために、まずは朝一番に予約のお客様をバーーーーって高速で確認
話したことのあるお客様とそうでないお客様には少し対応を変えます。
こちら側の担当者が誰なのかによっても電話の入れ方を変えます
それが媚をうっていると思われるかもしれませんが、それでもいいのです
だって受付だから。
それが自分の仕事だと思えば仕事に誇りとやりがいを持てます
このころから自然と段取り八部は頭にあったみたいです
懐かしいオフィスレディ時代。
楽しかったな。でも今はその時以上に楽しいです


