正しい言葉遣いを
こんにちは 瑞穂区で建築会社をしていますハッチホーム株式会社の杉山なつみです
今日はタイトルの通り、「正しい言葉遣い」について
仕事上、認知症という言葉をよく使います
そこで、この「認知症」という言葉を正しく使えているのか?まだまだ自分もとっさに出る誤った使い方をしてしまう時がありますが、正しい言葉を定着させていきたいと思います。
かつて認知症は「痴呆」と呼ばれていました。しかし、その言葉が持つ差別的な印象や誤解を避けるため、現在では「認知症」という名称が広く使われています。
ところが近年、介護や福祉の現場で別の気になる表現を耳にすることがあります。
「ニンチが進んだ」
「ニンチの方でも受け入れられますか?」
このような言葉です。
おそらく、
- 「認知症の症状が強くなってきた」
- 「認知症に伴う周辺症状がある方でも受け入れられますか」
という意味で使われているのでしょう。
しかし、「ニンチ」という略語は、本当に相手に伝わりやすい言葉でしょうか。
そもそも「認知が進んだ」という表現は、日本語として考えると認知能力が高まったようにも受け取れます。また、ご本人やご家族が聞いた時に、どのような気持ちになるかを想像してみることも大切です。
もし自分の親について、
「ニンチが進みましたね」
と言われるのと、
「認知症の症状が以前より強く見られるようになりましたね」
と言われるのでは、受ける印象は大きく違うのではないでしょうか。
私たち福祉や介護に関わる専門職は、日々「その人らしさ」や「尊厳」を大切にすると口にします。
だからこそ、利用者様の前だけでなく、職員同士の会話の中でも言葉を大切にしたいと思います。
人は普段使っている言葉が、自然と口から出ます。職員同士で使っている言葉遣いは、知らず知らずのうちに利用者様やご家族との会話にも表れてしまいます。
言葉は単なる道具ではありません。
どのような言葉を選ぶかは、その人をどのように見ているか、その人にどれだけ敬意を持って接しているかの表れでもあります。
「細かいことではないか」と思われるかもしれません。
しかし私は、こうした小さな言葉遣いにこだわりたいと思っています。
なぜなら、言葉への配慮が薄れていくと、相手の尊厳への感覚も少しずつ鈍くなってしまう可能性があるからです。
認知症の方は、病気ではあっても、一人の人生を歩んできた大切な人です。
だからこそ私たちは、分かりやすさや慣れだけで言葉を省略するのではなく、ご本人やご家族が聞いても安心できる言葉を選び続けたいと思います。
言葉は、その人へのまなざしを映します。
今日、自分が使っている言葉を少しだけ振り返ってみませんか。


