5月１７日土曜日に福祉住環境コーディネーターの仲間たちとINAXライブミュージアムへ行ってきましたよ

私たちは普段何気なくトイレを使用していますが、昔のトイレを見るとその歴史のすごさに驚きです

一度家族で見に行ったことはあったのですが、仕事という視点では見ていなかったので今回は本当に学びとなりました

こんなことを書くと「トイレを見るために？」と驚かれそうですが私にとってトイレはただの設備ではなく、人の尊厳や安心、そして「暮らしの質」を守る場所。

だからこそ、心をこめて住宅改修の提案をしている私にとってここは宝の山でした

壁のタイル一枚一枚に込められた職人の想い。使う人の気持ちを想像して設計された空間の工夫。

かつてのトイレと今のトイレの違いを見ながら私の中で一つの確信が生まれました

「トイレはただ排泄をする場所ではなく、人が人らしく生きるための場所だ」

これからも手すり一本の高さやトイレの向きひとつに、使う人の人生が見えるようなご提案をしていきたい。

そして一人でも多くの方が「このトイレでよかった」と思えるような空間をつくりたいと思いました