右麻痺障害を持つ当事者によるセミナーお知らせ

こんにちは、ハッチホーム株式会社の杉山なつみです

みなさん元気ですか

雨に低気圧に心やられていませんか?

今日は素敵なお知らせです

福祉住環境コーディネーター1級を持ち、社会福祉士であり、日本福祉大学修士、中京大学大学院博士課程の長田さんによる住環境づくりセミナーです

居心地の良い住環境を一緒に考えましょう

当事者によるセミナーですのでとても学びが深まる時間になることでしょう★

私がこれまで多くの片麻痺の方やご家族とお話ししてきて感じるのは、「家は一番安心できる場所であってほしい」という思いです。

でも、ちょっとした段差や使いにくい道具が、思わぬケガや不便の原因になってしまうこともあります。

そこで今日は、暮らしの中の“ほんの少しの工夫”で、安全と快適さをぐんと高める方法をお伝えします。

片麻痺の方が「わが家」で安心して暮らすために

長く暮らしてきた家や、ずっと使い続けてきた道具って、不思議と身体の一部のように馴染んでいますよね。

だからこそ、急に全部を変えるのではなく、「ほんの少しの工夫」で今までの生活に近づけることが大切だと感じています。


歩くためのちょっとした工夫

スリッパは、脱げにくく履きやすいものがおすすめです。

底に滑り止めがあると安心ですが、逆に引っかかってしまう方もいるので注意しましょう。

もし以前からかかとのないスリッパを愛用しているなら、甲の部分にゴムバンドを付けて脱げにくくする方法もあります。

ファスナーやループ付き、マジックテープで調整できるタイプなら、片手でも履きやすいですよ。通気性がよく、洗える素材だと衛生面でも安心です。

靴下は、履き口のゴムが柔らかく、伸びのいいものを。片手でも履きやすいよう持ち手が付いたタイプも便利です。

腰をかがめずに履ける「ソックスエイド」という補助具もあります。これ、実際に使うと「もっと早く知りたかった!」という声が多いアイテムです。

室内環境は、滑りにくい床や足元灯、蓄光の矢印などで夜間も安全に。汚れてもすぐ交換できるタイルカーペットもおすすめです。


食事をもっと楽しむ工夫

食事の時間は生活の楽しみのひとつ。だからこそ、安心して食べられる環境づくりは大切です。

食器類は、割れにくい素材や滑り止め付きがおすすめ。滑り止めシートや濡れタオルを敷くだけでも安定感が出ます。

手前に傾いていてすくいやすい形や、縁に返しがあるお皿も便利。持ち手付きの湯呑みや、あごを上げなくても飲みやすい汁椀、バネ箸、ペットボトルオープナーも食事のストレスを減らしてくれます。

食事環境では、片手でも取りやすい配置や、テーブルと椅子の高さ調整も忘れずに。ちょっとした位置の違いが、食べやすさを大きく変えます。


睡眠を快適にする工夫

寝具は、寝返りしやすく通気性・保温性・速乾性のあるものを。掛け布団がずれにくい工夫をするだけでも、夜の快適さは変わります。

そして、布団に入るときは健側(動かしやすい側)から入れるように、ベッドや布団の位置を調整しましょう。


ほんの少しの工夫で、今の生活を守りながら、もっと安心して暮らせる環境になります。

「これなら今日からできるかも」と思えることから、ぜひ取り入れてみてくださいね。

さて今日はここまで(^^)/

ばい

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