排泄セミナー開催
こんにちは ハッチホーム杉山夏美です
今回三回目となる排泄セミナー 前回は福祉用具プラザさんと一緒でしたが今回はハッチホームから杉山が担当させていただきます
排泄をテーマに最近では地域のサロンや集まりで声がかかるようになりました
とくに高齢者の集まる場では今年だけで10回ほど機会をいただきました
とても有難いです
それだけ排泄についてのお悩みはみなさん持っているのだと実感
排泄について話す際、自己紹介をするのですが、皆さん私を排泄の人だと思っているようで笑
違いますよ、私はハッチホーム株式会社 建築会社です
なので混乱させてはいけないと思い、その場に応じて自分が建築会社であることは伏せたり伏せなったり。 なぜ私が建築会社の目線で排泄について学び、講師として活動しているのか
弊社は地域密着型の会社です ですので客層のほとんどがご高齢の方
そして高齢者の怪我する場所で最も多いのが住宅です
住宅でどうして怪我をしてしまうのか?
それは「転倒」
どういうときに転倒してしまうのか?
トイレに行こうとしたとき、階段を上ろうとしたとき、玄関をあがろうとしたとき、外に出ようとしたとき、椅子から立ち上がろうとしたとき
つまり「次のアクションを起こそうとするとき」に怪我をするのです
またその中でも多いのがトイレへ行こうとしたときでした。なぜトイレへ行こうとしたときに怪我をしてしまうのか? 漏れそうだったから 間に合わないと大変だから急いだ など様々
怪我=トイレ が多いんです
またおうちのリフォームに入らせていただくときにトイレの修理も多いです
そうすると目に入るのがケア用品 いろんなケア用品が置いてあるにも関わらずご本人は「適当に買ってきたものを使っている」とのこと。
また机には服用されている薬の山
なんの薬か聞くとその多くが便秘薬だったり利尿薬 血圧の薬や精神安定剤などです
そのことからも高齢者の悩みの一つに排泄があげられることは確かです
話は少しそれますが、私自身もケア用品にはこだわりがあります
以前こちらでも書きましたが私は妊娠を機に肌が敏感になり市販のナプキンが使えなくなりました
そのことから布ナプキンを使うようになりその素晴らしさに感動して今では自分で販売するようになったのですが、その購入されるかたの大半が尿ケア用品としてのご利用です
色々なことが重なり排泄や尿ケアについてビビビとくるものがあり、そこから排泄と住環境と並行して学ぶようになりました
排泄について話すと「トイレ、おしっこ、うんち、おもらし」など失敗談が連想されがちですが、排泄について学べば学ぶほど、住環境の重要性、体の変化、高齢によっておこる病気など色々な側面が見えてきます
そして排泄のスペシャリスト むつき庵の研修でもやはり住環境の重要性というのがあげられました
その他さまざまな研修でもやはり「住環境」×「排泄」というのは切っても切れない関係なんだと分かります
説明が長くなりましたが、こういった経緯で排泄について学び、そして学んだことを地域のみなさんにお伝えしています
建築会社が排泄について話すことはなかなか理解できないかもしれませんが根底にはしっかりとした理由があります
そしてその話を待ってくれている高齢者のかたがいるのも事実
建築という限定された見方だけではなく多角的に高齢者の方を見れる建築会社となっていきたいです
さて今日はここまで!
最近バタバタしており溜まっている記事がいくつかあるのでまた後日少しずつアップしていきたいと思います
では、まったねん
