プレスリリースアワード2025
こんばんは、ハッチホーム株式会社の杉山なっちゃんです
この数年、私は建築会社でありながらも排泄について勉強を続けています
なぜ排泄について学ぶのか それは建築に携わるからこそです
特に力を入れているのが住宅改修です
これは介護保険をつかって住みやすい住環境を整える国の制度。
つまり、体に支障が出てきた高齢者、障害者の方々のために家を整えるというもの。
要支援1,2 要介護1,2,3,4,5と、右にいけばいくほど介護度はあがります
例えば要支援1となると、一人ではスムーズに立ち上がることが難しいが日常生活はほぼ自立しており独力で外出する
要介護3となると、排尿、排便、口腔清潔、上衣の着脱、ズボン等の着脱に介助が必要
要介護5となると一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助が必要
これはあくまで目安ですが、だいたいがこんな感じです。
介護度があがるにつれ外出が難しくなるのはもちろんのこと、食事もままならなくなります
そして排泄に関しては個人の尊厳にかかわる大切なことです
食事は食べさせてもらってもいいが、排泄だけは自分の力で、、、
そうおっしゃる方は多いのです
建築会社として何か出来ないだろうか
知ったかぶりの知識ではなく、本物になるためにはどうしたらよいか?
私の祖父母は排泄は最後まで自分でしていたため、介護による排泄の苦労を知りません
そんな私がお客様のお困りごとを解決するには提案力と発想力が必要でした
使いやすいトイレとは何かを学び、排泄の根本である排泄機能について学び、そして高齢者の方のメンタルを学び、認知症について学び、福祉用具について学び、建築について学ぶ。これは私にとって時間のかかることでしたし、相当の根気が必要でした
誰に求めたらよいのか どこで学べばよいのか そもそも一般主婦だった私がこんなにもいろんな分野について学ぶことが出来るのか そしてこのチャンスはどこで探したらよいのか
一つ一つ手探りで、まずは資格を。そして勉強会があるかをネットで検索し該当する団体へ連絡して、一つ二つとつながり、今では多くの仲間が出来ました
排泄については病院の外科医の先生に教わったり、おむつメーカーが開く勉強会に参加したり、またおむつに特化した団体と一緒に学んでと、その繰り返しにより今では2年前の自分では考えられないほどの成長が出来ました
そんな中、おむつを通して知り合った方がプレスリリースを受賞しました
プレスリリースアワード2025とは?
プレスリリース(企業や団体が新商品、イベント、経営情報など社会にむけて伝えたい新しい情報を報道機関に提供するための公式文書)の可能性拡大に貢献していると評価できるものを審査、選考、表彰します。そして応募数4573件の中から101件のプレスリリースが選出されました
その中の一つが日本福祉医療ファッション協会です。
この日本福祉医療ファッション協会は大阪万博でも「おむつファッションショー」を開催しました。
代表である平林さんは「誰もがオシャレを楽しめる世界」を目指しています
オムツをファッションとしてとらえる新たな視点がとても斬新
オムツをしない選択ではなく、例えオムツをしたとしてもその見た目を変えちゃおうぜ!というポジティブは考え方は、多くの人を助けることと思います
ここに携わっている八木さんとは排泄やオムツの勉強会では大変お世話になっています
排泄、トイレ、建築に加えて新たにオムツについても学べる環境に感謝して、住環境をポジティブに、そして前向きな生活のために、これらの知識を加えていきたいと思います
ではまた(^^)/



