排尿症状勉強会
こんにちは!ハッチホーム杉山夏美です
今回は排尿ケアの「行動療法総合プログラム」
難しそうですね笑
簡単に言うと、排泄で困ったら薬物療法の前にまず行動から、というもの
その「行動」には何が含まれるのか?
食事、水分摂取量、服装、心身的なものです
おっとその前にご紹介
開催は愛知排泄ケア研究会
講師は、ますえクリニックの看護師である三輪先生からのお話でした
以下、愛知排泄ケア研究会より
「頻尿や尿失禁などの排尿障害、あるいは排便の悩み事には日ごろ食べたり飲んだりしたものが大きく関わってきます。また暑い寒いなどの生活環境、衣類の脱ぎ着のしやすさも大事ですし骨盤底筋トレーニングを含む身体運動も効果があります。ただなかなかこういうことを「病院」で指導するのは残念ながら十分ではありません。」
とのことです。
私も排泄についていろいろな話を聞きますがプロの方であっても「薬物で治療できますよ」と簡単に言っているように感じることもあります
私自身、薬があまり好きではありません
さすがに仕事が出来ないほど頭痛がするときは薬に頼りますが、そうでない限り極力飲みたくないです
薬に対して拒否反応を示しているのではなく、自分の行動や意識で変えることが出来るのではないか?と思うからです
そこに気が付かずすぐに「薬!」に慣れてしまうと考えることをしなくなります
薬の力に頼りすぎてしまった場合、何かしらの副作用はありますもんね
眠気だったり体に合わなければ吐き気だったり。自分に合った薬を当てるまでに時間とお金もかかるし
それならば、それ以前に自分の環境を変えればいいんじゃないの?という選択肢に気づくこともとても大切
その気づきの第一歩となるのが排尿日誌です
一日の行動と排尿の記録をつけるというもの
正直めんどくさい、、、と思いますよね
わかるわかる
ですが記録をつけることは大事!
今回のグループワークでも患者様の一日の行動日誌を見ながら原因を探っていくのですが、そこで改めて日誌の重要さがわかります
日誌からだいたいの解決策は導けます
半分以上が飲食が原因ですね
食べ物も塩分が多いとそれに伴って水分量も増えていきます
そしてその水分摂取がコーヒー、緑茶だと利尿作用のオンパレードです
ですがね、本当に多いんですよ、こういった食事している方
分かりやすく書くとこんな感じ↓
朝 パン、ヨーグルト、コーヒー2杯
間食 コーヒー、チョコレート
昼 緑茶、ラーメン、からあげ
間食 コーヒー、お菓子
夜 緑茶、サバ定食
この人、水分コーヒーか緑茶しか飲んでいない笑
こういった方にはアドバイスしやすいです。
ですが中には全く健康的なヘルシーな食事を心がけていても排泄で悩んでいる方もみえます
そういった方には骨盤底筋などの体操をすすめたり、また日中の行動をみて運動量を増やす提案をしたり、精神面の何か問題がないかなどもアセスメントします
なかなかすぐに解決は難しいですが、根気強く続けていくことで解決できますよ
ただ、なかなか人に相談できない、相談先が分からないといった方も多いですよね
病院に行けばすぐに「薬」を出されてしまいますし
私もボランティアや仕事を通して高齢者との関りが多いので、そういった場面で今まで学んできた知識をお伝えできればと思います
まだまだ書きたいことがあるのですが、この後まだ仕事が鬼のようにたまっているので笑
この辺で
ばいばい(^^)/
