むつき庵での研修を終えて

こんばんは

ハッチホームの杉山夏美です

今日はちょっと真剣な話題

8月5日と6日、「むつき庵」で排泄ケアの3級研修を受けてきました。

この研修に参加した理由は色々ありますが、最終たどり着くのは「排泄とは人間らしく生きる上で大切なこと」だからです

当たり前に何の不自由もなく排泄を行うことのできる私たちにとってこの話題はどちらかというと普段あまり考えないことかもしれません

私が周りに「排泄について学んでいる」と話すと大抵は驚かれる、もしくは「?」な表情をされることもしばしば。

私の年齢は37

人生でいうと37は若くはありませんがこの業界で37はまだまだ若い方です

おまけに排泄について真剣に学ぶには年齢が若すぎて周りに驚かれます

先ほどもお伝えしましたが排泄=人生そのもの

この感覚が身についたのも住宅改修という特殊な仕事についてから

この仕事に出会えて本当に良かったと心から思います

いずれ来るであろう排泄の問題

学ぶのに早いに越したことはないです。

まぁ自分の話は置いといて、ここからはなぜ排泄がそんなにも大切で重要なのかということ

それは住宅改修の相談の裏に、いつもある「排泄」の悩み

ポイントは「いつも」ということ

「夜トイレに間に合わないんです」

「漏れてしまって、布団やシーツの選択が大変で…」

「匂いが気になって、来客が嫌で」

工事の相談ではあっても、実はその奥にあるのは、「どうやって人に言えばいいかわからない排泄の困りごと」。何度も感じました

「排泄」は、とても個人的で、とても深い問題

人間にとって排泄は、生まれてから死ぬまで一生つきあっていくもの

でも、恥ずかしい、誰にも知られたくない、と言えずに抱え込んでしまう方がほとんどです。

なぜか?

排泄の不安は、その人の「尊厳」や「自分らしさ」に深く関わっているからなんですね。

おむつの話を、笑って話せる社会に

私がこの二日間で学んだ研修では、おむつの種類や使い方だけでなく、排泄に対する「偏見」や「思い込み」を見つめ直す機会を改めて感じることに

たとえば今この記事を読んでいるあなたは

• 「漏れたら恥ずかしい」

• 「紙パンツになったら終わり」

• 「においが出るのは当たり前」

そんなふうに思っていませんか?

でも、それは知識があれば防げることもたくさんある のです

排泄ケアについての相談窓口として

学んだことをどう活かすか

それは困っている人のところへ出向く以外方法はありません

ですが、なかなかそれは難しい

なぜか?やはりそれは相談しにくい内容だから

なかなか向こうからは来てくれないんです

どれだけ口頭で「私は排泄の勉強しているから、いつでも相談に乗るからね」と伝えても本当に相談してくれるのはごくわずか

考えてみたら当たり前ですね

改善はしたいと考えていても、それを積極的に相談することが難しいのは自分に置き換えるとよくわかります

実際私がお世話になっている福祉用具プラザの専用窓口でも対面で相談に来られる方はほぼいないそうです

大半はご家族からの相談とのこと

電話での相談にはご本人からはあるそうです

やはり顔が見えないという安心感からでしょうね

中には10代の相談者もいるそうです  

ここからも幅広い世代の方が悩まれていることが分かりますね

そして驚くことに幼稚園や保育園でも便秘で悩む保護者の方がいらっしゃいます

(私の知り合いにも悩まれている方が数名いました)

ある幼稚園では「ウン育」と言ってうんちの教育をしているところもあるそう

そして先日ある用事で泌尿器科へ行ったのですが、小学生でも泌尿器科へ行く事は珍しくないと泌尿器科医の先生もおっしゃっていました

もし気軽に相談できる人、相談できる場所があれば

それは、誰かの孤独を減らすことかもしれないし、誰かが「自分だけじゃないんだ」とホッとするきっかけになるかもしれません

最後に。

排泄で悩むのは、高齢者だけではありません。

若い人にも、女性にも、子どもにも、起こることです。

一人ひとりのからだとこころに寄り添って、

「排泄にやさしい社会」になるよう、私にできることをこれからも続けていきたいと思います。

そしてこの小さな入り口であるブログからでも少しずつ排泄について発信を続けていきたいと思います

今日は久々の雨

低気圧に弱い私は「もう限界」とソファに倒れこみました

なんとか薬を飲んで夜ご飯を作りましたが食欲ゼロ

ですが今日一日何も食べていなかったので無理やり口に運びました

目の前で家族がおいしいおいしいと食べてくれるのでそれにつられて私も完食

自分一人では出来ないことも周りの雰囲気で出来ることもありますね

私が頑張れるのも一番は家族の存在があるからです

感謝の心をもって過ごすことを忘れてはいけませんね

主人と子どもたちがテレビに夢中になっている間に私は試験勉強でもします

10月に控えている試験。気負わず力試し

頑張ります

では(^^)/

お問い合わせ LINEで無料相談 Instagram
お問い合わせ LINEで無料相談