とことん語り合おう 「食べ」て「出す」!

こんにちは ハッチホーム杉山夏美です

昨日は朝から夜の10時まで排泄と向き合った一日でした

第一部は株式会社りんねしゃの取締役副社長からのお話。健やかさの秘訣、それは食べることにあり というタイトルでお話をされました

私も食べることは大好きで過去には少しですが食べ物にこだわった時期がありました。というのも子どもが生まれてからはやはり良いものを食べさせたい!その思いが強くオーガニックを調べたり健康に良い食べ物を調べたりしました。赤ちゃんの主食はおっぱい。良質なおっぱいを出そうと自分自身が健康になろうとおもったんですね。まぁ続かなかったんですけど。。

今では続けられる範囲で自分なりのこだわりも持って調味料は集めています

ただ、こだわりすぎると全てにおいて疲れてしまうのでそこはバランス。

そんな私にとって今回の話はとても興味深い

りんねしゃの大島さんは津島にある無添加食品、有機農畜産物、天然生活雑貨を製造販売されている会社。 どの調味料もそれぞれ生産者さんの想いや気持ちが込められたものばかり

話の後にはそれぞれの調味料の味比べをしました。塩ひとつとっても天然のものとそうでないものでは口当たりが違い、また栄養価の話をきくと、今じぶんが使っているお塩のことが気になって仕方ありませんでした笑

ですがこだわった食品というのは価格もこだわりがあって笑

でもそれって全てに言えることですよね それに加え、現在は価格高騰しているので、お塩が高いといっても、それが長期的に体に与える影響を考えると、本物の食材を体に取り入れて健康になる方がよっぽど良い。そう思いました

来月、仕事で津島にいくので立ち寄って味噌、塩、しょうゆあたり購入してみようと思います

二部は広島記念病院の消化器外科医の矢野先生からのお話

矢野先生とは排泄で何度かご一緒させていただきました

ですが広島ということで毎回ズーム越し 最初にあったのは大阪万博で平林さん主催で行われたおむつファッションショーの時。トイレ研究科として有名な白倉正子さん。この方はアントイレプランナーとして活動しており、トイレ専門企画者として講演やセミナー、執筆やイベント企画、マスコミ対応なんかもしている凄い方がおられるのですが、その方と私とTOTOの社員さんとで万博の会場巡りをしている最中に矢野先生と初めてお会いしたのが今でも昨日のことかのように覚えています

今までズーム越しだった方と生で会える感動はすごい

それからは矢野先生が勉強会を開いてくれるたびに私も参加し、排泄とは、便秘とは、おむつとは、そんな観点から様々な方たちと学び中。

私の場合、建築会社ですが、住宅改修をする中で出てくる問題の一つに排泄があります

住宅改修×排泄×認知症 これらを体系的に捉えて仕事にいかすのが私の役割

住宅改修だけ、建築の知識だけ頭に入っていても本当の解決には至りません

横から上から裏からといろいろな角度でいろいろな視点をもつことが柔軟な考えに行きつきます

そのためには、遠回りかもしれないけれど排泄、認知症への理解を深めることが結果、他と差がつく住宅改修プランになるんです

今回、矢野先生の講義で学んだことはたくさんあるのですが、長くなってしまうので

中略してまとめます

まずは排便の数字

改めて数字で見ると驚きですね。一生で三万回のうんこをし、合計5トンのうんこを排泄するらしいですよ 5トン、、、イメージつきませんね笑 コンテナの箱を埋め尽くすほどの量らしいです

そうなると先生もおっしゃっていましたが、一生で3万回合計5トンの便となると、一回一回の快適さが人生の質を大きく左右します

そして便秘の定義ですが、この記事を読んでくださっているあなた!便秘って何をもって便秘というのでしょうか?実は排便回数は一日に3回から三日に1回が標準らしいです

三日に1回ってちょっと意外じゃありませんか? 毎日出さないととか思いますよね

なぜそう思ってしまうのか?それはCMの影響 ですがその文言は便秘薬商品を売りたい人の文言です

本来なら三日に1回でもいいんです いいんですが、重要なのが残便感がないかどうか。気持ちよく快適に排便ができているか?ここがキーポイントです

このことを知らない多くの方が自分の排泄に不安をもち、時には涙して受診しにくる患者さんがおられるそうです「わたし3日に1回しかうんちが出なくて」と。その時するっと良いうんちが出ていたら、3日がその人にとっての最適なサイクルだと思っていいそうです

その他改善できることはいくつかあって、例えば排便時の姿勢や女性だと生理と排便の関係は大きいらしく月経をむかえている女性のほうが便秘になりやすいというのはデータであがっているそう

あとはラジオ体操が健康にも排泄にもよいそうですよ

ねじる、のばす、とぶなどがラジオ体操には入っていますね

これらの動きには全て意味があるそうですので、朝起きたら一杯の水をのんでラジオ体操すると腸が活発に動き出すそうです

試してみてもいいかもしれませんね

あ、私は便秘とは無縁です 体にプルーンがあっているそうで、二粒たべたあとコーヒーのむとスルっと快適なんです///

コーヒーは刺激性なので飲みすぎ注意ですけどね!

とまぁ色々と排泄についてのお話をされたのですが、この矢野先生。先ほども紹介しましたが外科医の先生です ですが医者の仕事のほかにも色々やっておられて。排泄専門の外来を設けたのですが、排泄の大切さをもっと知ってほしいという取り組みで地域でも活動しておられます

それがすごく面白くて「うんコメンテーター」というペルソナで講演しているのと、あとは地元のお祭りに参加し、地域の子どもたちと排泄について語れるにはどうしたらよいかを考え、出し物など企画したり、地域の高齢者との集まりにも積極的に参加し、カフェで話し合う場を作ったりと。

なぜ医者意外の活動をなされているのかというと、この考えは私にも通じるところがあったので紹介します

先生の言葉の中に「気になるきっかけを作るっていうのが僕の役割であって気になってしまえばもう勉強する場は行政や医師会が作っているわけですから、この入口づくりする人が必要だなと思って」と言っておられて、まさにこれは私がボランティアをしている意味そのものでした

せっかく良いものがそろっていて、お金をかけた取り組みがあって。なのにそれを地域の人は知らないし相談する場所すら分からない 行き届いていないんですね 情報が。

そしてその情報を共有するべき対象者というのが高齢である当事者ではなく、その介護する側の家族が本当は情報として知っておかなければならない

2025年問題である高齢化 ますますこの情報や活動は必要になってきます

じゃあそれをどう届けるのか?有名な芸能人でない限り一発で周知してもらうのは難しい

SNSで発信?それもありですが、届く世代が限られてします

じゃあどうしたらよいのか?それはやはり地道に広めていくしかないと私は思います

気になる存在になってもらわなければいけません

そのための人脈づくりがこれからは大切だなと感じました

排泄に関わる一人として、私も地道な活動とセミナーやイベントを積極的に行っていきたいと思います

はい!おわり!!!笑

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